4年生は社会科で「自然災害から暮らしをまもる」学習をしています。今回、防災士の曽瀬護さんをお招きして、防災教育を行いました。
授業は、「どうして自然災害が起こるのか」という子ども質問にお答えいただくところから始まり、「災害」について、「災害時に気を付けること」についてを分かりやすくお話しいただきました。
話の中で、子どもたちは、出合でも12年前に大きな水害があったことを聞き、自分事になり、もし自分一人の時に災害になったら?家族が逃げ遅れたら? と様々な場面を想定することで、子どもたちは表情は真剣になっていきました。
曽瀬さんが
「地震が起きたら、おさまるまで机の下に隠れる。揺れているときに逃げないことが大事」と話すと、そうなのかと、うなずきながら聞く子どもたちでした。
曽瀬さんが
「避難訓練をしていると思うが、訓練でできることしかできない、命の学習だから一生懸命にしないといけない」と話すと、自分たちは真剣にやっているよと、周りを確かめながらうなずく子どもたちでした。
曽瀬さんが
「家族とはぐれても、まずは自分の命を守る。もどらない。」「家族が残されていても・・?」「まずは自分の命です」と話すと、子どもたちは自問自答していました。
【真剣にメモを取る子どもたち】
【子どものメモ】
授業の最後に代表の子が講師の曽瀬さんにお礼の挨拶をしました。
「今日、曽瀬さんに教えてもらったことを家族にも伝え、災害に備えたいと思います。」
授業を終えた子どもが、ぽつり「今日は、きびしい内容だったね・・・」とつぶやいそうです。そうです、命に係る大切な学習です。
これを機に、ご家庭でも、「大切な命を守るため」にできることをお話しいただけたら幸せます。