山口県のすべての公立学校は、コミュニティ・スクールです。
コミュニティ・スクールとは、学校と保護者や地域の皆さんがともに知恵を出し合い、連携・協働しながら子どもたちの豊かな成長を支える「地域とともにある学校」のことです。学校運営協議会とは、その学校づくりについて協議していく会議になります。
今回の会議では、今求められている学力について熟議を行いました。
まず委員の皆さんに6年生が毎年4月に実施している全国学力学習状況調査問題(国語・算数)を実際に解いていただきました。その後、その問題の内容について、またその問題を解くために必要な力についてグループごとに協議しました。
全国学力学習状況調査問題は、従来のテストと違い、多くの情報の中から必要な情報を読み取ったり、自分の言葉で条件に合わせて表現していったりする力が必要になります。今後、全教職員での研修・実践を行っていくとともに、委員の皆さんに本校の授業・学力向上の取組についてご意見をいただきながら、子どもたちの学力向上に努めていきたいと思います。委員の皆様ありがとうございました。
【県正答率20%の問題】
今年度の全国学力学習状況調査で次のような問題で、多くの子どもが躓いていました。
りんごの果汁が20%含まれる飲み物の量が2分の1にしたときの、果汁の割合は
①2分の1になる ②2倍になる ③かわらない
正解は③番です。
学習と日常生活を結び付けていくことの大切さを実感できる問題でした。